日記
自分への戒め?として書くので痛かったり寒かったり見るに絶えなかったりすると思うのでミニ蕁麻疹が出たらすぐ閉じてくださいね。
ラジオネーム:杉並のクレイジーボーイ。
この名前に命が宿った時。
2019年の3月。
息吹を吹き込んだのはあの人。
それから3年が経ち、大学生になった。
まさか自分が最高学府に入れるなんて思ってもみなかった。
しかも第一志望。
しかも好きなこと。
しかも憧れの人がいたところ。
しかも家から近い。
学年が上がり、学園祭で自分が呼びたいと思う人で企画を立案しプレゼンをした。
自分が1番最初にキューを出す人、それはこの学校に入った時から決めていた。
あの人だ。
ラジオネームの産声、Dとしての産声。
全てあの人に上げて貰いたい。
その思い一つで企画を通した。
企画内容は至ってシンプル。
あの人の面白さを東京で、大学で、学園祭で存分に引き出すことである。
そのためにあの人のラジオを聴き返し聴き返し聴き返した。
トークの癖やよく使う表現、得意なんだろうなぁということ、そして物凄く勢いがつく話題、自分が引出せそうな新たな面白い所。
色んなことを整理してみた。
沢山の角度で視点で見たときに抜きん出る部分をピックアップして、それを最大値まで引き上げたい。
そして今の自分が引き出せる最大の構成で、コーナーで台本ができあがった。
合間合間でも今の自分ができる面白い事を詰め込みたかった。
あの人は5分でも話を聞けば離れられなくなる、好きになってしまう魅力がある。
ふらっと立ち寄った人でさえ掴んで離さない魅力。
それを全て伝えたい。
放送開始5分前。
密かに緊張感が漂う。
その中であの人は場を温めてくれた。
学生達も緊張がほぐれた。
OPから拍手笑いを掻っ攫いつつ、尺の管理も完璧だった。
不慣れな中継でもその不慣れさを掻き消すほどのインパクト。そして周りへの気配り。
大変上から目線のようになってしまう、失礼を承知ではあるが、ここでこういう反応をしてくれれば良いな〜、という反応を自分の想像よりもはるか上の反応を示してくれた。
番組が終わったあと、まさか僕をステージに呼んでくれた。
恐れ多くあり、自分なんてと思ったがそこでも気遣いを見せてくれ、素人の自分を最大に活かしてくれるパスをくれた。
まさに唇を震わせ、心臓バックバクで返答した。
何とか良い反応を貰えた。
全てが終わり、ゆっくり自分の中で振り返ってみる。
「面白さを全面に引き出す」
このことばかりに意識がいってしまい、そして1ファンである自分が出てきてしまい、輪に入れない人が出てしまう構成だったのかもしれない。
もっともっと面白さを引き出せたはずなのに、最高に面白くてイケてるのに、その全てを示すことができなかったのかもしれない。
スタジオにもっと長くいることができれば、より多くの人を引き込めたのではないか、いや中継に行くことによってあの人の存在感を示すことができたのか。
尺の配分は果たしてあれでよかったのか。
あれだけ瞬発力に優れていて頭の回転が速いあの人を活かせるコーナーや構成が他にあったんじゃないか。
自分が一番に感じていてラジオの大好きな部分のリアクションメールをなぜ活かす事ができなかったのか。もっとハッシュタグやコメント、生の声を使って繰り広げる展開があったじゃないか。
そんなことがぐるぐると頭の中で周る。
そんな時、少しでも自分を肯定してくれたのは会場で観てくれていた人の笑顔であり、SNSで反応をしてくれた人たちであり、笑い声と拍手とコメントだ。
そして何よりも出演してくれた方々、手伝ってくれた方々、数々の人のお陰であることを身に染みて実感した。
ありきたりかもしれないが、これは自分にとって嬉しいことで高校生の時の自分だけでやってやる、俺が俺がという良くない自分が成長したんだと思えた。
これから先、楽しいこと、嬉しいことばかりでは絶対にない。
むしろそんなことはもう起こらないのかもしれない。
けれど、この思い出があるだけで何とかやっていける、自分にとってはそれくらいの出来事だ。
この思いを忘れちゃいけないし、かと言って公開するのもあれなので、しれーっと更新だけしておきます。
あ、最高学府って東大の事を言うんでしたっけ?
それでは~~~